奄美のすももで、プラムシロップを作りました。ルビー色で、綺麗です。私は自家製の食べ物を作るのが大好きなので、この季節は一番好きです。子供の頃から、一番すきなのは初夏でした。もうすぐ楽しい夏休みがやって来るし、木々の緑があざやかだし、わくわく、どきどきの季節です。
スモモは白っぽい粉が付いているみたいに見えますが、農薬じゃありません。新鮮な証拠です。鮮度が落ちるとなくなります。これに隠し包丁を入れて、冷凍します。こうすると完熟したものから順に収穫出来るし、いつでもプラムシロップを作れます。
今年はわずか2週間だけですが、仕事をしたのであわてていて、冷凍庫に入れずにプラムシロップを作ってしまいました。 しまった~! なぜ、冷凍するかと言うと浸透圧の関係です。 私の作るシロップは糖分50%で作るので、甘すぎる事がありません。 しかし、今年のプラムシロップは、写真を見たらわかるけど、シロップをとった後のプラムが、しわしわになっていません、まだジュースが出きっていないのです。糖分100%で作ったら、しわしわがピークになってて(干からびた梅干みたい)、残りかすの再利用は出来ないのですが、糖分50%で作ったので、果実の水分がぬけきっていないので・・・それで今年のプラムシロップはいつもの年より甘いです。もうすぐ第2弾を作るので、今度はあわてないで、作ります。
あしたは、ヤマモモシロップが完成します。
家の果樹園には、梨の木が4本植えてありますが、この20世紀梨には、受粉樹がないので、生るはずがないのですが・・・、どこからか蜂さんが、花粉を運んで来たのかな?
香港では20世紀梨を、水晶梨(ソイツェンレイ)と言って、人気のある梨です。梨を搾ったジュースは喉の病気に効くと言って、街中のジュースショップで、よく飲んでいました。
果物の苗木を買う際に、いつも思うことなのですが、日本のバイオ技術は素晴らしい技術だそうですが、どうして、果物は受粉樹の要らない品種を作らないのかな? 普通の家庭では、果物の樹を植えようかな?と思っても、土地の関係で、あきらめている人も多いと思いますよ。植えてから何年もかかって、やっと大きくなった樹が枯れちゃって、残った木の品種がわからなくて困っているのは、家だけじゃないと思いますよ。(木市で果物の木を買っている人を見た感じでは。)
知り合いの家では、庭先に毎年鈴なりに生っていたすももが、2本ありましたが、3年くらい前に1本枯れちゃって、それ以来、毎年花は満開に咲くんだけど、1個も実が生らなくなっちゃたそうです。でも、今残っているスモモの品種が判らないそうです。
木市の買ったところで聞いたそうですが、お店の人に生ってる実を見ないと判らないと、言われたそうです。
でも、木市の頃って、まだ生ってないじゃん!!!困ったね。
ヤマモモで、ヤマモモシロップを作ったので、早速ヤマモモジュースにしました。防腐剤とか添加物を使わないので、この季節限定のジュースです。この季節は、毎年シロップ作りが忙しいですね。
春の作品は、梅シロップ、杏シロップ、プラムシロップ、ヤマモモシロップ。
私は、色と香りで毎年季節を感じています。
欲を言えば、ぶどう棚が欲しい~~~!
昨日母の友達から”いぐり”奄美のすももです。標準語では”花螺李”がらりと読みます。を頂いて、3キロ位だと思ったのですが、5キロ以上ありました。全部シロップに加工します。シロップはジャムと違って、冷蔵庫でも、夏までしか日持ちしませんが、(ジャムは常温で1年以上持つ)私的には、ジャムよりもシロップの方が好きです。
庭仕事の後に、氷を沢山入れて、冷たい水で割ったシロップは格別です。時々贅沢にタンサン割りにしたりもします。カキ氷のシロップとしても活躍します。
自宅果樹園のフルーツは、色々な物に変身して、私達に小さな幸せを与えてくれます。
来年も沢山の実を付けてもらうためにも、ちゃんと御礼肥をしなくっちゃね。
まだ明るいので、明日作る分のシロップ用に、ヤマモモ狩りに行ってきます。
と言っても、家の前の畑ですが。
写真だけ見たら、中国の荔枝(ライチー)楊貴妃さんの好きだった果物にそっくりでしょう?
でも、ヤマモモなんです。最初は緑色で、だんだん黄色っぽくなって、真っ赤になるんですが、樹上で完熟させると黒っぽくなります。
でも、樹上で完熟させた果物は、日持ちが悪いんですよね。だから、流通経路に乗せられなくて、市場に出回らないんでしょうね。
プラム(奄美のスモモじゃない品種では)樹上で完熟させたら、皮まで柔らかくなって、そのままでも美味しいけど、モモみたいに皮をむいて食べたら、ジュースがポタポタこぼれて、すっごく美味しいですよ。
地面にたくさん落ちてて、樹の根元が赤くなってました。もったいないな。でも、完熟しすぎてて、1粒取ろうとしたら、他の完熟の実も一緒に落ちちゃいます。アリさん達が喜んでるみたい。
香港に住んでいた時に、市場を歩いていると、いい匂いがしていて、グアバが沢山積んでありました。 日本に帰ってきて、グアバを植えて1年目に結実した実を見てびっくり!でした。 それは、大きさの違いです。香港で売っていたグアバは、紅玉リンゴ位の大きさだったのに、鹿児島のグアバは金柑くらいの大きさでした。 小粒でも、味と香りは同じです。大きいグアバの苗木があればいいのにな。
山羊ミルクで作ったスーパーデカプリンに、キンモクセイの花の香りをつけた、カラメルシロップをかけて食べるフルーツプリンです。美味しそうなタイトルを付けたとしたら、
季節のフルーツと山羊ミルクプリンに、金木犀の香りを添えて・・・
ちょっとお洒落ですね。しかし私は甘いものが苦手です。
大きさを比べるために、乾電池を置いてみました。これで20人分のプリンです。山羊ミルクを1200cc使って作りました。残念な事に私は、甘いデザートを作るのは大好きなのですが、甘いものを食べる事は苦手です。好きな食べ物は”辛い、すっぱい、苦い”です。聞いただけで、酒飲みですね~。20歳位の頃から、妊娠、出産、授乳期間意外は、ほとんど毎日飲んでいます。
という事で、このプリンは武町生まれのYさん家へ、そのまま移動しました。何人で食べるのかな?たしかあの家は今、4人家族だから、1人5人前づつ?それとも”Yさん”が、こっそりフードファイターごっこ?まさかね?
阿美も張り切って、屋根に登って大工仕事です。早く済ませないと、鹿児島にも梅雨がやってきます。”T”さんが、ほとんどやった後の最後の1釘を打って、「あ~疲れた!釘打ちは大変だよね。」と、いい所取りの”阿美”でした。
ここまでの仕事は、トタンを剥ぐ。次に、鉄パイプに垂木を番線で補強する。その上から、コンパネを貼り付ける。
その後、ルーフィングで、雨漏り防止をする。(接着剤付きだったので、仕事が、楽にできました。
仕上げに、アルミサイディングを貼り付けました。文字にしたら簡単そうだけど、これもなかなか大変な作業でした。”T”さん、ご苦労様でした。
この作業の続きは、また明日。今日も疲れた~!!!
P.S
東京の”J"さん、”E"さん、元気ですか?
3年前から、ヤマモモの実が生りだしました。オス木、メス木があるそうですが、オスの花粉は中国大陸からも飛んでくるそうです。だから、メス木1本あれば実が生るそうですが、すぐ近くにオス木があったら、それは見事な鈴なりで、木が真っ赤になるそうです。その状態は写真でしか見たこと無いけど、見た瞬間に、うわぁ~!キレイ!!!と思って早速オス木探しをしました。所が、どの店の園芸コーナーに聞いても、ヤマモモのオス木は販売していませんでした。知り合いの園芸家の方に御願いして、広島から苗木を取り寄せてもらい去年の春に植えつけました。3年後が楽しみ~!!!果樹の苗木を植えるようになってから、随分と気が長くなりました。今までは、”思いたったが吉日”とばかりに、即実行しなきゃ気が済まなくて、思慮分別って関係なかったのですが、今でもそうだけど、前よりはましになってきたかな?
梅雨になる前に、やぎ小屋の雨漏りなんとかしなくっちゃ!
今年は去年のおこないが悪くて、果樹の何もかもが成績悪いのですが、それでも、それなりに実は付いています。びっくりぐみは子供の頃の思い出の中では、武公園の前の大きな木に鈴なりで、怖いおじさんが、機嫌の良い時に、「取ってもいいよ」と言ってくれた時に子供達は(私達近所のみんなで)大きな木に飛びついて、ちぎっては食べ、ちぎっては食べしていましたが・・・、今、ぐみの木を見たら、見上げるような大木はどこにもなく。木が大きくて飛び付いていたんじゃなくて、私達が小さかったんだなぁ~、と思うこのごろです。今も身長は小さいままですが、体重だけは増加しています。体重くらいお金が貯まったらいいのに・・・!!!いらないものばかりが増えてきた。しみ、しわ、しぼう。 もしかして、スリーエス?あ~っ!やな事思い出した。 でも、”ととろ”はあの時代には本当にいたのかも・・・。