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2019年6月25日 (火曜日)

プラム・メスレーの最高糖度

ファーム武岡で育てているプラムは、「メスレー」から始まりました。

我が家で「スモモのおじさん」と呼んでいる、おじさんがいます。(親戚のおじさんでは無く、全くの他人ですが、親しくしている、知り合いのおじさんです)

偶然、スモモのおじさんと、知り合いになり「スモモをちぎりにおいでよ」と言われて、串木野にある「スモモのおじさん」の畑にお邪魔して、木に生っている状態で、これ以上は完熟しない!っていうくらいまで完熟したメスレーを初めて食べて、「スモモじゃ無くて葡萄の巨峰みたい!!!」って思ったくらい美味しくて、おじさんにお願いして、早速メスレーの苗木の手配をしました。

その後は、おはつ桃の種を植えて台木を作り、色々な品種のスモモを接ぎ木して育てる楽しさも教えて貰いました。

その頃は「ペアフルーツ」と言う名前はありませんでしたが、今思うに、ペアフルーツの走りですよね。

ファーム武岡の家庭果樹園でも、「菅野中手」や「関口早生」は、おはつ桃の台木にペアフルーツのつもりで接ぎ木しましたが、受粉の品種が合わなかったみたいで、去年「八代系ハリウッド」を近くに植えました。

今年のファーム武岡の家庭果樹園は、梅・アンズ・スモモが全滅状態で、例年よりも比較にならないくらい実が付いていないのですが、この枝だけは普段通りの結果です。

最初に植えた1本は、台風の被害で根元から倒れてしまい、切り倒そうかどうしようか?迷っている状態が4~5年続いています。

今年こそは、切り倒そう!今年こそは切り倒そう!と思っていても、少しずつ成長しているので切り倒す勇気がありません・・・。でも、どう見てもダメでしょう?

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根元から2~3メートルの高さまで、縦に木が裂けていて残っているのは、ほんの少しなんですが・・・今年は実を付けているんですよ・・・

Dsc06026

てっきり枯れしまうと思っていたので、このメスレーの根元に新しい柑橘の苗を植えちゃいました。

新しい柑橘は、1回イノシシの被害に遭って、イノシシが苗を根元から掘り起こしていて、枯れる寸前で気がついて、もう1回植え直したのですが、柑橘の成長は・・・あまり・・・

と言いながらも、メスレーを収穫して糖度計で糖度を測ったら・・・!!!

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今までの糖度計で計ったメスレーの最高糖度が出ました~~~!!

しかも、今まで糖度計で計っていた真っ黒になったメスレーじゃ無くて、果肉がまだ赤くなっていないメスレーだったけど、樹上完熟果と早摘み果の違いが明確に出ました!

果物の木は、ダメになる前年には子孫を残さなくちゃという危機感に襲われて、見たことが無いくらい沢山の実を付けたり、花が咲いたりするそうですが・・・この木は来年枯れちゃうのかな~?

ファーム武岡写真集

  • プラム (菅野早生)
    ファーム武岡の四季の紹介

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