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2010年11月22日 (月曜日)

香港家庭料理教室

最近、忙しかった事と、プロバイダーから「ウイルスを駆除しました」のメールが毎日のように届いていたので、パソコンを立ち上げるのが不安になり(ウイルスでデーターを無くした経験があるので)、気が付けば1ヶ月ブログをお休みしてしまいました。

今月の香港家庭料理教室の献立は、「中華お焼き」「豚ロース肉の黒酢スブタ」「黒ゴマ豆乳プリン」の3品でした。

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中華お焼きは、小麦粉ではなく白玉粉を使って地元の高菜漬を使って作っています。このレシピは「鹿児島県漬物協会」さんからの依頼で考案したレシピですが、漬物協会のポスターに画像を使っただけだったので、香港家庭料理教室の献立に入れました。

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豚ロース肉は、かたまりを切って使います。中華お焼きのミンチもそうですが、お肉は塊りや厚切り肉を切って使ったほうが美味しいです。特にミンチはどんな肉を使っているのかが分かって安心できます。黒酢を使ったスブタには、仕上げに黒ゴマ・白ゴマをタップリ振り掛けて出来上がりです。

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豆乳ゴマプリンは、本当にゴマタップリです。料理教室の会場にはプリンカップが1種類しかないので、2種類の容器を使って作っています。

昔からゴマは漢方薬としても用いられた。種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がない。黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいる。

カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果がある。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、Eに葉酸が豊富に含まれている。抗酸化作用を持つ。活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用がある。脂質はオレイン酸リノール酸が80%を占め、たんぱく質も豊富に含み、コレステロール抑制にも効果もある。

(ウィキペディアからの転載です)

と、あるように、中華料理には昔から身体に良い物を毎日の食事で摂取する習慣があり、香港家庭料理教室でも薬膳料理の食材としてよく使っています。

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最後に、各班で作る「残り物スープ」です。食材をそろえるときにレシピ通りの分量を揃えるのは大変です。例えば、人参が3本必要だけど袋には5本入っていたり、お肉が50グラム必要だけど、パックには120グラム入っていたりと・・・、だから食材をそろえるときにはいつも多めに準備します。卵も10個入りなので、残った卵はスープに変身です。

来月は年末になるので、ワンタンやギョーザを作って冷凍庫でストックしておけば急なお客様にも便利な献立です。デザートは季節の果物を使って作るスパイシーゼリーを予定しています。

年明けの1月には、飲茶パーティーを予定しています。

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