旬の果物を使って
家庭果樹園で収穫した果物を使って、保存食を作ることを趣味にしています。
5月からの「梅仕事」に始まり、「アンズ仕事」「桃仕事」「プラム仕事」「ヤマモモ仕事」で私の初夏の果物仕事は終わります。
後は、涼しくなってからの「かんきつ仕事」が始まります。
今年は、遅霜の被害で梅やプラムやアンズが、ほぼ全滅だったので、加工品を作る楽しみが少なかったけど、アンズだけは長野県からクール便で送ってもらいました。だって、果物の加工品で1番好きなのは「アンズのコンポート」ですもの。ビンの蓋を開けると、1年中いつでも初夏の香りがするし、シナモンスティックやバニラビーンズを一緒に漬け込んでおくと、「漬け込んですぐ・漬け込んで2~3ヶ月・漬け込んで半年・漬け込んで1年以上」と色々な味の変化も楽しめるし、しっかり脱気した瓶詰めのコンポートは、2~3年くらい常温で保存できるので、お友達にプレゼントしたりと楽しいですよ。アンズの加工品を毎年20~30キロくらい作るのに、今年は長野県から購入した4キロだけ・・・。もう少し買おうかな~?どうしましょう。
画像は左から、梅シロップ・花螺李(奄美のプラム)・いちごシロップです。
作り方はいたって簡単で、果物1に対して70~100%の砂糖(これも好きな砂糖でかまいません)を混ぜて、1週間かけて砂糖を溶かし、砂糖が溶けたらザルや布で漉し、低温殺菌をして瓶詰めして出来上がりです。完全に脱気をしたら、常温でも1年間保存できます。私はすぐに使い切ってしまうので、脱気をせずにペットボトルに詰めて冷蔵庫保存をしています。冷蔵庫で3ヶ月以上保存できるので、収穫した果物は1キロずつ小分けして冷凍保存して、いつでもシロップを作って楽しんでいます。
シロップはドリンクに使うだけではなく、お料理に使ったり、お菓子作りに使ったりと活躍してくれますよ。
シロップを取った残りの果物は、ジャムにしたりするそうですが、私は・・・勿体ないとはわかっていますが、美味しいエキスを出し切った果物はお役御免で、家庭菜園の土に埋めてしまいます。
最近のマイブームは、果物のシロップに黒酢をたらして、健康ドリンクにして飲んでいます。