梅の加工品 その2 カリカリ梅
梅の加工品は沢山ありますが、食品添加物を使わずに、それでも、いつまでもカリカリさせたいのであれば、卵の殻を使って作る方法をお勧めします。
画像では、1キロの青梅にひたひたになるくらいの薄口醤油を注ぎいれただけです。冷蔵庫に卵が入っていなかったので後でスーパーまで買いに行ってきます。
卵の殻を入れると、殻に含まれるカルシウムの成分のおかげで、梅のペクチンによる軟化作用を防ぐ働きがあるからです。
画像は、1週間前に収穫した青梅で、母が作ったカリカリ梅です。昔ながらの作り方で、卵の殻は使っていませんが、しばらくはカリカリを楽しめます。卵の殻を入れて作ると、カリカリが長く楽しめます。
我が家のカリカリ梅は薄口醤油で作りますが、普通に10%の塩とアルコールを振りいれて、減塩カリカリ梅にしても美味しいですよ。
薄口醤油や、白だしで作ったカリカリ梅の残り汁は立派な減塩醤油として色々な料理に活躍してくれます。煎り醤油を作ると最上級の煎り醤油になります。
作りやすい分量
青梅1キロ・卵の殻1~2個分・薄口醤油 適量
作り方
①青梅を1~2時間水に漬けてアク抜きをする。 ②爪楊枝で梅のヘタを取り、キッチンペーパーで水分をふき取る。 ③青梅とお茶パックに包んだ卵の殻をビンに入れ、薄口醤油を注ぎ入れる。④5~6日たったら、梅だけ取り出して冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で保存しないと、自然に柔らかくなってしまいます。