完熟梅のヨーグルトソースとコンポート
先日、梅干を漬けたので今年の梅の収穫は終わったのですが、手の届かない高い所に生っていた梅が、毎日樹上完熟して地面に落ちています。
時期が遅い事と、農薬をまったく使っていない事が重なって、皮付きではいいジャムやコンポートが出来ないので、キタナイ部分をはずしてヨーグルトソースと皮むきタイプのコンポートを作りました。
ついでに、いただいたイチゴもヨーグルトソースにしました。
完熟梅を柔らかく煮て、目の細かい裏漉器で裏ごしてピューレを作ります。完熟梅なので50%~60%の砂糖を準備して、味を見ながら2~3回に分けて煮詰めて行きます。
消毒したジャム
瓶に、アツアツのジャムを詰め脱気をします。完全に脱気できていれば、常温で2年間くらいは大丈夫です。
しかし、いくら完全に脱気できていても常温のままでは、1年を過ぎると色や香が劣ってくるので、できれば6ヶ月くらいをめどに食べ切ってしまうか、冷蔵庫で保存する方がいいようです。(今までの経験です)
ジャム瓶は何回も使う事ができますが 脱気をする場合は、蓋は使い捨てにして新しい蓋を使うようにしています 。 2~3ヶ月で食べきるつもりなら、アツアツのジャムを瓶に詰めたら、倒立冷却(さかさまにして冷ます)するだけでも充分2~3ヶ月は保存できます。
長期保存をする場合は、糖分を60%以上にしなくては雑菌が繁殖してしまいます。ご自分で作る場合には気を付けて下さいね。
梅のコンポート(寒露煮とは違います)は、青梅を使う事が多いのですが、今回、毎日地面に落ちている完熟梅を使って作りました。このコンポートは今朝拾ってきた完熟梅の皮をむいて、50度のお湯で2~3回湯でこぼして、瓶詰めにしたものに65%の濃度のシロップをビンの6分目まで注いで軽く蓋をして、お鍋の中で茹で上げます。 脱気が出来たらジャムと同じように倒立冷却をして出来上がりです。梅の甘露煮を作る人はよくいますが、梅の皮をむいて作ったコンポートの舌触りを試して欲しいです。梅が絶品のデザートに生まれ変わりますよ
最近は、ヒマをもてあましちゃって、こんな事ばっかりしています