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2009年5月 5日 (火曜日)

忌野清志朗の思い出

忌野清志朗さんが突然亡くなっちゃって、何か忘れ物をしたような、取り返しのつかない事をしでかしてしまっちゃったような・・・落ちつかない気持ちです。

P1060082 RCサクセションの熱狂的なファンではなかったつもりの私が、どうしてこんなに清志朗の死に心が痛いのかな?知らないうちに強い影響を受けていたのかな?

RCサクセションが”新生RCサクセション”と言われ始めた頃に出た本です。

宝島の創刊10周年記念に出版されたこの本を、香港の大丸デパートの日本書籍売り場で見かけた時に、懐かしくて即買いしたものです。

私は子どもの頃から、本の中に逃避行する癖があって、本を読んでは勝手に空想を膨らませたりしていました。本の中の私は、頭が良くて、勇気があって、お金持ちで、可愛くて、何でも出来るスーパーガールになれたんですよ~(自分に無い物が何でも、手に入ったんですよ)。だから本は買って読んでコレクションする物でした。

今年になってから、そのほとんどの本を処分する事にしたんです。理由は、学生時代と香港時代を含めると引越しの回数が、9回もあって最後の4~5回の引越しの時から全ての本は家族がダンボールの箱に詰めて、国鉄時代に入札で購入した貨車の中に放り込んでそのままになっていました。保存状態が悪くて虫食いがあったり、シロアリ被害にあうかも?と心配した家族から「いい加減にしたら?」と言われた事もあり、遠藤周作と宇野千代と星新一の初版本だけを残して他は全部処分しました。雑誌で残したのはこの宝島だけでした。

P1060084 記事の内容を見て、懐かしさに胸がキュンとなりました。

確か、高校生の頃、私の一番好きな男の人は、泉谷しげるだったはずなのに・・・。

P1060086_3 P1060087レコード(CDを持っていなので)はプレーヤーがないのでもう聞く事ができません。このレコード以外は香港に置いて来ちゃいました。当時は一時帰国のつもりで、会社にも長期休暇をとっていたので・・・。香港から帰って来る時に手荷物にして持ってきたレコードは、古井戸や加川良や泉谷のレコードばっかりで、RCのレコードは日本から持って行かなかったこの5枚だけが残っていました。

今日もテレビで清志朗の画像が流れています。

一緒にコンサート見にいった、ゆりちゃん今何処で何してんだろう?ゆりちゃんと一緒に、清志朗が飛行機から降りてくるのを鹿児島空港で待ち伏せして(ストーカーじゃないよ)、清志朗にさつま揚げを1枚プレゼントして(笑)お話できたり、霧島市の川のほとりでやめたはずのタバコを吸っていた清志朗を見つけて、「嘘つき~☆」って笑ったりした事を思い出しました。お話したのはゆりちゃんで、私じゃないですよ。だって、私はチャボの大ファンだったんですもの・・・。

清志朗の唄を好きな人たちが、これからも清志朗を忘れない事を祈ります。

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