皆既月食の夜
鹿児島でも皆既月食を見れるらしい・・・見たことないけど、見てみようかな~? 外に出てみて、びっくり! 大自然を感じて思わず母を呼んだ。
すぐに電話をする、弟・・・妹・・・そして東京の娘(東京はカミナリ中)母は、娘と遠く離れて暮らしているので、同じ時間に同じ月をながめてみたかったのに・・・。
空が真っ暗になって、月がまあるくなる頃に再び母を呼び、二人で月を眺めた。
私・・・「50何年生きていて、初めてゆっくり空を眺めた」
母・・・「私も、70数年生きていて、初めてゆっくり空を見た、空を見上げる時は何時も、涙がこぼれないように歯を食いしばる時だった・・・」
母と私、二人で黙って空を見上げた。
はるみが、野良猫にいじめられていた。心優しいはるみは、小さな野良猫に譲っている。「はるみは”ジジィ”なんですよ、やさしくしてあげましょうよ!」って言ってもやっぱり野良猫は、はるみをいじめる。
保護者としては「家の子いじめる野良猫にお仕置きを!」
はるみの餌場はキッチンの勝手口の中、網戸越しに野良猫には見えている、私は猫なで声ではるみを呼ぶ「はるみちゃ~ん、美味しいご飯ですよ~」はるみは美味しそうにご飯を食べる、野良猫はひもじそうに「ニャ~~~!腹減った~~~!どうか奥様お恵みを・・・」そこで私はおもむろに「はるみちゃんに意地悪する野良猫には罰としてあげません!」・・・お~ぉコワァ~ィ!・・・鬼子母神の様な私でした。
全ての猫ちゃんが仲良く暮らせますように・・・。
「ウンッ?何かやったな~」
よく見てみたら、父の残した楓を背の届く限り食べちゃってたよ~! 「オイオイ、とっくり、お前もか!」