柚子皮の真空パック保存
半分に切って果汁を搾り、種を取った2つ割りの柚子を茹でて、水を替えながら一晩置いた柚子皮を今から真空パックに加工します。
時々水を替えながら一晩置くと、白いワタの部分が透明になっています。
お料理の天盛りなどに使う場合は、ワタの部分をスプーンなどでこそげ取り、黄色い皮だけにして真空パックすると良いのですが使うときに取り除けばいいので、そのままパックします。
ヘタは堅いので真空パックする時に邪魔になるし、白いスジは苦みがあるので取り除きます。
ついでに少しだけは白いワタの部分もこそげ取って真空パックします。画像の上の柚子はワタ付き、下の柚子は白いワタをこそげ取り虫に食われて黒くなった部分を切り取った物です。
私は夏に季節外れの柚子茶を作ったり、柚子ピールのコンフィにしてお菓子を作ったりするので、ワタはつけたまま真空パックします。
虫に食われた痕などを切り取り、真空パックしますが、真空パック器を持っていない場合は、ジプロックみたいにシールできるビニール袋に入れて、口を最後まで閉じずに端の方からクルクル巻いて最後に口をしっかり閉じると、簡単に空気を抜くことができます。
その際は、小さな袋に小分けして冷凍した方が使い勝手がいいですよ。
今日は生協の宅配があったので、冷凍食品用の発泡スチロールの箱の中に入っていたドライアイスを利用して、急速冷凍しました。
これで来年の夏くらいまで生の柚子を利用することが出来ます。
まだ木に生っている柚子は、樹上完熟させて柚子茶に加工する予定です。
空気が入っていると、冷凍している間に袋の中に霜がついて冷凍焼けしてしまうので、しっかり空気は抜きましょうね。