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2011年7月10日 (日曜日)

香港家庭料理教室

今月の香港家庭料理教室の献立は、「海老の湯葉巻き」と「鶏手羽のピリ辛煮」と「抹茶豆乳ムース」の3品でした。

例によって、食材の無駄遣いがないように、残り物もしっかり使い切ってスープも添えました。

今月の食材ですが、鹿児島サンエールの食工房にはフードプロセッサーがないので(毎年、リクエストしてはいるのですが・・・)、自宅でペースト状に下ごしらえして来ました。ついでに、玉ネギや干し椎茸や竹の子もフードプロセッサーでみじん切りにして来ました。

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鶏の手羽先はコラーゲンがタップリなので、女性には嬉しい食材ですね。

「ピリ辛なのに、豆板醤は使わないのですか?」と質問がありましたが、豆板醤を使うと、豆板醤自体の塩分で他の調味料の分量が変わるので、今回は唐辛子だけの辛さで作りました。

しかも、手羽先に含まれる油脂の吸収を抑えるために、食物繊維の塊と言っても過言でない、こんにゃくを一緒に煮込んで作りました。唐辛子のカプサイシン効果で代謝を上げながらのダブル効果で沢山食べても大丈夫ですよ。

お皿の周りに飾るための「トマトのバラ」ですが、始めてだったので色々な形のバラになっています。トマトの皮で作るので、残った中身はスープの実になりました。

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盛り付け方も、それぞれの班で特徴が出ています。

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海老の湯葉巻きでは、戻した乾燥湯葉の綺麗なところを使って、海老を巻き、蒸し器で蒸して、チリソースを付けていただきました。

画像は蒸す前の状態です。

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普通、海老の湯葉巻きは、海老と豚肉をあわせたネタを巻くのですが・・・私がダイエット中と言う訳だからではありませんが、豚肉は使わずに、海老だけで作ってあります。その方が海老の味が良く分かりますよ。

海老の湯葉巻きは揚げ物と思っている人もいたみたいでしたが、蒸した湯葉巻きも美味しいと好評でした。良かった~

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香菜は、本来ネタに混ぜ込むと翠が透けて見えるので綺麗なんですが、独特の香りが苦手な人もいるので、今回は飾りとして添えました。

抹茶豆乳ムースは、抹茶入りの豆乳とホイップクリームを合わせ、トッピングに小倉小豆や栗の甘露煮を添えたものです。

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本来は、ゼラチンを使ったデザートなんですが、お料理教室の時間は限られているので、今回もゼラチンの代わりに寒天を使って作っています。

今回は、熱を通しすぎると折角の抹茶の香りが飛んでしまうので、伊那食品の「寒天ぱぱ」を使いました。80度で溶けるので使い勝手がいいですよ。食感も普通のゼリーと同じです。

来月の予定献立は、漢方食材をタップリ使った、「青魚の梅クコ煮」と、米粉で出来た麺を使った「泰焼きそば」と、夏バテ予防に「カボチャのココナツプリン」と、「手づくりジンジャーエール」です。

早いもので、本年度の香港家庭料理教室も、あと2回で終了します。来期も引き続き、薬膳食材を使った料理を中心に献立を考えていく予定です。

今年も、南日本新聞で募集の広告がでますので、興味のある方は9月の末くらいに南日本新聞を見てくださいね。

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