香港家庭料理教室
今月の香港家庭料理教室の献立は、「小龍包」「檸檬鶏」「福建炒飯」「クリームチーズとヨーグルトのたんかんソースがけ」でした。
同じ分量で作った小龍包ですが、イースト菌の発酵具合で仕上がりのイメージがだいぶ違いますね。中には鶏がらで作った、にこごりが溶け出してスープたっぷりの小龍包が仕上がりました。
檸檬鶏は、マリネした鶏肉にレモン汁を沢山使って作った、甘酸っぱいソースをかけた1品です。
福建炒飯を日本では、あんかけ炒飯と言いますが、香港では福建炒飯とよんでいます。海産物を使ったあんをかけた炒飯です。
福建炒飯に使った鶏がらスープは、昨夜のうちに、鶏がらと手羽先にネギ、人参、玉ねぎ、セロリを入れ、3時間煮込んで作りました。
画像のカラフル海老せんをスプーン代わりに使って炒飯を食べました。
さて、いつもお楽しみのデザートですが、予定では「西柚凍」でしたが、市場やスーパーで食材を見ても、いい西柚がなかったので(西柚って何?)仕方なく献立を変更しました。ちなみに西柚は広東語でグレープフルーツの事です。
変更後の献立は、クリームチーズとヨーグルトのたんかんソースがけにしました。
たんかんを使って、色を綺麗に残したジャムを作り、車で来た人のためには、たんかんジュースでのばしたソースを、運転しない人には、グランマルニエでのばしたソースをかけました。グランマルニエはアルコール度数が40度もあるので、車の運転をする人にはお勧めできませんでしたが、香りは抜群なので私は柑橘類を使ったお菓子には良く使っています。
たんかんの綺麗なオレンジ色が、クリームチーズの白とよく合いますね。
次回の予定献立は、中華ステーキ・春キャベツの薬膳ホットドレッシング和え・豆腐ムースのシトラスソースです。
東北地方の人たちの事を思い、今日の料理教室は開催していいものかどうか?を、事務局と相談した結果、本日、料理教室を予定どおり開催しました。
被害が出来るだけ最小限ですむように、ただただ祈るのみです。
鹿児島の私たちに出来ることは、あまりありませんが、鹿児島の電気を送電するそうです。せめて節電を心がけましょうね。