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2010年12月22日 (水曜日)

りんごのジュレ

今月の、香港家庭料理教室の献立の中に、「スパイシーアップル・ゼリー」がありました。ゼリーの色は、リンゴの皮の色です。着色料は全く使っていませんよ。

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皮を剝いて芯をくりぬいたリンゴを、シナモンスティック・カルダモン・クローブ・ジンジャースライス・レモン汁とお砂糖で、リンゴを皮も芯も一緒に煮込んでコンポートにして一晩置き、翌日、煮汁と果肉に分けてゼリーを作るのですが、料理教室でコンポートを作っても一晩置けないので、前日の夜に30人分のスパイシーアップルを作って、教室での調理実習では、ゼリーを作るだけにして、生徒さんたちには、リンゴの皮剝きや煮込むところまで実習してもらい、煮込んだコンポートは、各自でお持ち帰りしてもらいました。つまり、60人分の紅玉が必要だったんです。

大量の紅玉を手に入れるために、青森のリンゴ農家にお願いして、送ってもらったんだけど、送料がかかるので、妹にも声をかけて、自分で加工する分も一緒に注文したんです。本当に沢山の紅玉を買いました。毎朝のケール(青汁)と一緒にジュースにしています。

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芯も、皮も取らないで、丸ごとのりんごを、そのままコトコト煮込んで、一晩置いてガーゼで濾します。すっかり色の抜けたりんごは、トカラ山羊が食べるかな?

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何も加えていない自然の色です。これにお砂糖を入れて煮詰めていきます。色を気にしない時は、三温糖をつかったり黒糖を使ったりしていますが、今回は透明なジュレにしたかったので、グラニュー糖を使いました。

好みのトロミまで煮詰めて、仕上げにレモン汁を入れるんだけど、今年はレモンが不作です。そこで、ライムで代用することにしました。

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ライムって、レモンよりも種が少ないし、酸味もまろやかだし、庭に植えるスペースがなくっても、植木鉢栽培でもOK!だから、1本植えてもいいよね。

ライムの下に見えている、10年以上使っているお気に入りの、青森ヒバのまな板にヒビが入っているんですが、最近、デパートで青森物産展をしていないんですよね。まな板は青森ヒバに限るので(私のお気に入り)、他のものを買う気にならないんだよね~。

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母をお店まで(80歳の母は現役の美容師です)、お迎えに行くついでに、熱々の出来立てを弟の家までお届けしました。途中の信号待ちで1瓶だけデジカメでパチリ camera

熱々だし、ビンも洗っていないのでベタベタしてたから、一瓶ずつビニール袋に入れてあります。ビンの向こう側のフェンスが透けて見えてるのかわるかな~?

紅玉がまだあるので、今度は紅茶を煮詰めて、紅茶の香のするアップルジュレを作るかな?

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