香港家庭料理教室
今月の「香港家庭料理教室」の献立は、①鶏の蜂蜜焼き ②春雨のピリ辛煮込み ③白ゴマと黒ゴマのグラデーションプリンの3品の予定でしたが、予算に余裕があったので、豆腐を使って簡単な献立を2品増やして、合計5品になりました。
骨付き肉のほうが美味しいので、今回は手羽元を使いました。食べやすくするためと、料理教室では下味に漬ける時間に制限があることを考えて、骨に沿って切り開く方法で下味をつけています。唐揚げのチューリップの作り方の途中までと同じです。肉を柔らかくするために、調味料には蜂蜜をタップリ使っています。
男性も女性も同じように調理をしています。
味のベースは干し海老です。苦瓜や漢方食材の金針菜と代謝を上げるために生姜やニンニクも使っています。
白ゴマと黒ゴマのグラデーションプリンを固めるときに、グラスを斜めにして固めると、グラデーションが斜めになって面白いですよ。
右のグラスが普通に立てて固めたプリンで、左のグラスが斜めに倒して固めたプリンです。1周まわすと色の違いが斜めにでていて可愛いです。
鶏肉も照りよく仕上がっています。お豆腐は焼き豆腐と冷奴の「美美姜葱油」ソースがけです。「美美姜葱油」は私のオリジナルソースで、お料理教室のメニューの中で、生徒さんたちが自宅で1番沢山作っている大人気のソースです。薬味として使ったり、隠し味に使ったり、保存が利くので多めに作ってジャムの空き瓶に作り置きしてもいいですよ。一番人気の食べ方は、ご飯に直接載せて食べる方法です。美美姜葱油だけでご飯を食べちゃうそうです。
今回の生徒さんの中には、香港からの留学生も参加しています。かごしま香港クラブ事務局のRさんの家にホームスティ中です。27日には恒例の日本料理教室が今年もあります。
春雨のピリ辛煮込みの辛いもの好きの班と普通の辛さの班は、豆板醤の色だけでこれだけの差がありました。辛いもの好きな人は(私を含め)大丈夫でしたが、辛いものがニガテな人たちは差し入れのジャムと交互で食べていました。
次回の予定献立は、白切鶏 海老のスパイシー唐揚げ きゅうりの箸休め(2種類)ベトナムプリン の5品を予定しています。