今月の香港家庭料理教室
平成16年の8月から担当させていただいている、香港家庭料理教室です。最初の頃は「広東料理教室」と言う名称で料理教室を開催していました。しかし、広東料理教室では、限られた種類のお料理しか紹介できなし、香港のお母さんたちが家族のために作っている家庭料理を紹介したいという理由から、「香港家庭料理教室」に名称を変更して頂き、毎回沢山の生徒さんに参加して頂いて、健康的な美味しいお料理を楽しく作っています。
今月の香港家庭料理教室の献立は、「百花シュウマイ」「茹で豚と野菜の食べるラー油かけ」「フルーツ白玉のソーダシロップ」の3品でした。
百花シュウマイは別名「真珠シュウマイ」とも呼ばれています。もち米をまぶして蒸し器に入れますが、蒸しあがった様子が白い花が沢山咲いているようにも見えるし、小さな真珠が沢山集まっているようにも見えるので、百花シュウマイとか真珠シュウマイと呼ばれています。
茹で豚と野菜の食べるラー油かけは、最近流行のラー油を家庭で簡単に作れるレシピで作りました。
干し貝柱や干し海老が沢山入っているので、市販品の食べるラー油を買った方が安くつくらい、贅沢なラー油になっています。こんなに贅沢な食材で作ったラー油は商業ベースでは作れない(高すぎて売れない???)贅沢品です。
白玉団子のソーダシロップは、小さめに作った白玉団子と好みのフルーツを合わせて、レモン汁と金木犀のワインを合わせて、炭酸で割った爽やかな飲み物です。合わせるフルーツによって色々なバリエーションを楽しめるので便利ですよ。
家庭料理教室なので、食材を無駄に使わないためにも、残り野菜を使って各班オリジナルのスープを作ります。
こちらの班のスープには、残り物のネギ・玉ねぎ・レタス・ウォーターチェスナッツ・卵が入っています。
ご飯にのせてあるのは、2種類の食べるラー油です。色の薄い方は、今回のレシピで作ったラー油です。色の濃い方は、同じ調理方法にオイスターソースとティンメンジャンを足した中華味を前面に出したラー油です。どちらもご飯のお供に最高でした。
次回の香港家庭料理教室の予定献立は、「鶏の蜂蜜焼き」「春雨のピリ辛煮込み」「白ゴマと黒ゴマのグラデーションプリン」の3品を予定しています。