香港家庭料理教室
パソコンが使えなくて、今月の香港家庭料理教室の献立紹介が遅くなりました。
今月は「飲茶パーティー」でした。材料の中には、なかなか手に入りにくい浮粉を取り寄せて、半透明の皮が美味しい海老ギョーザを作ったりと、本格飲茶料理に挑戦でした。
飲茶は熱々を食べるものなので、 今回は他の班を気にせずに出来上がった順に食べてもらいました。スープの量も好みで増減してもらい、香菜の苦手な人にはホウレン草だけを使ってもらったりと、家庭料理の飲茶ならではの個人の嗜好に合わせたお料理になりました。ワンタンメンの海老ワンタンの海老の透け具合が綺麗ですよね。
こちらは、菜肉包(野菜マン)です。豚肉と高菜漬を炒めてオイスターソースで味付けした餡を包むのですが、今回はベーキングパウダーではなく、本格的にドライイーストを発酵させて作りました。
鶏の唐揚げにサッパリした、ネギ入り黒酢ソースをたっぷりかけた1品です。黒酢をたっぷり使っているので何個でもパクパクいけちゃいます。
蒸し海老ギョーザです。香港飲茶の定番です。香港では飲茶に行くと必ず注文するギョーザです。浮粉というデンプンで皮を作ります。蒸すと皮が半透明になるので、中身の色が見えるので中身を変えて色々と作ってみたいですよね。
デザートには、ローストしたピーナツダイスを練りこんだ包んだ餡を包んだ白玉団子に、ココナツをまぶしつけた暖かいお団子を作りました。ココナツが苦手な人のために、きな粉も準備しました。
鹿児島サンエールの調理室では、全てのゴミを持ち帰らなくてはいけないので、いつも油の処理に困っています。今回は、唐揚げをあげる前の油で、海老せんも揚げました。サクサクでおいしいですよ。
来月は、定例の「旧正月を祝う会」があるのでお料理教室はお休みですが、過去1年間に習った献立の中から、旧正月を祝う会で食べる食事を50人分作ります。毎年、お料理教室の生徒さんたちが手伝ってくれるので、50人分のお食事の準備は楽しく出来るんですよ。
3月の予定献立は、漢方薬をふんだんに使った「本格薬膳カレー」と、クコの実や松の実、胡桃などを使った「血液サラサラ・薬膳サラダ」と「代謝を上げる、生姜プリン」と「黒糖のやさしい甘さ・ゴマ花巻」を予定しています。