今月の香港家庭料理教室 献立紹介
今月の香港家庭料理教室の、元々の予定献立に入っていたデザートは、翡翠梅のゼリー寄せでしたが、調理実習室の冷蔵庫が壊れていて、冷蔵庫がなかったので仕方なく、ゼリー寄せではなく、翡翠煮に変更しました。
翡翠梅に使う梅は、できるだけ固い梅が適しています。
完熟梅では翡翠色になりません。
今回の、香港家庭料理教室用の翡翠梅は皮なしと皮付きの2種類を作りました。
梅を2~3回茹でこぼすと、青梅の色が抜けて茶色っぽくなります。錫メッキ無しの銅鍋で作ったら色が抜けたままの煮梅なので、翡翠梅は錫メッキ無しの銅鍋がなければ作れません。裏ワザとして10円玉を入れて炊き上げると聞きますが・・・食品衛生法上大丈夫なのかな~?
1個ずつ皮をむいて、3回茹でこぼしました。
もう1種類は皮付きのまま作りました。
梅が柔らかくなったら、グラニュー糖でシロップを作り、ガーゼで落し蓋をして75~80度くらいで2~3時間加熱すると、青梅の色が戻ってきます。
出来上がりの色を見ると、感激しますよね。
我が家の冷蔵庫では翡翠梅以外にも、沢山の梅の加工品が夏を待っています。