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2018年5月12日 (土曜日)

ニコニコット( アンズ )

温暖化の影響なのか? 

長野県の農協から購入したアンズの苗木に実が生らない事が続いていました。

ファーム武岡のアンズは、6品種6本ありますが、10年前までは、一番古い大木のアンズ1本だけでも、50キロの収穫がありました。

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画像は、ニコニコットという品種です。ほとんどのアンズは加工用が多いのですが、ニコニコットは糖度が高いので生食用のアンズになります。

ここ2~3年花が咲いて実が付くのですが、全て生理落下していました。今年は実が残っています。

農研機構から農林認定品種(種苗登録)されたのが、2010年4月なので、その後苗木生産農家さんに穂木の配布が始まるので、世に出てからまだ6年しか経っていない品種です。 ファーム武岡では農研機構のプレスリリースをチェックしているので、新品種には敏感です。

農研機構に直接電話して、苗木入手の方法を教えてもらいいち早くファーム武岡にお迎えしていました。

試験場での収穫期は6月28日だったそうですが、ファーム武岡の収穫時期はいつになるんだろうな~?

初収穫できるかな~?

アンズは色々と役に立つ果実なんですよ。例えば、種を割って中の仁を使って、本物の杏仁豆腐を作れます。実はそのまま食べたり、ジャムにしたりコンポートにしたり、果実酒にしたり(シンルチュー)、一番助かるのは、ケーキにツヤを出すためのナパージュになります。

加工用のアンズは1本で50キロ収穫できた年がありましたが、温暖化が進むにつれて、だんだん収穫できなっていて、温暖化の恩恵がある木もありますが、寒の必要な樹にしてみたら普通に寒さも必要ですよね。

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