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2011年1月20日 (木曜日)

文旦マーマレード

10年以上前に、文旦と鶴の飛来地として有名な出水まで、特産品の「紅文旦」の苗を買いに行って、楽しみにしていたんだけど、植え替えたりして実が付かなかったのね。

やっと、数年前から毎年、鈴なりに生るようになりました。でもね、今年は大雪の被害にあって、たわわに実った枝が雪の重みで折れてしまいました。もうまもなく収穫だったので取りあえず、折れた枝に生っていた紅文旦だけは、木を守る為に収穫しました。

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紅文旦のマーマレードを作る時は、皮の部分の口当たりを柔らかくする為に、皮を出来るだけ薄く剥ぎ取ります。この剥ぎ具合が難しいんだな~。黄色い色がなくなるまで剥ぎ取ると、文旦の香りが抜けてしまって元も子もなくなります。

手前の2個は皮を擦り取ってあるけど、奥の1個はそのままです。若干色が違うので分かりやすいですよね。

この3個の文旦で、3380グラムありました。剝いた皮を2~3回茹でこぼして、これもやっぱり一晩水に漬けて苦味を抜きます。

で、果肉は使わない作り方もあるんだけど、私は果肉入りの方が好きだから、果肉も同時進行で下準備します。

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紅文旦の名前の通り紅色の果肉は、色も香も一流品です。これが我家で収穫出来るんだから、本当に有難い事ですね。皮を一晩水に浸す間に、グラニュー糖をまぶした果肉も一晩寝かします。

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一晩寝かした果肉と刻んだ皮を鍋に入れて煮込んでいきます。いつもの通りお砂糖は2~3回に分けて加えながら、好みの硬さになるまで煮詰めて出来上がり。

しばらくは、収穫するたびに作るので取りあえず、空き瓶に詰めておすそ分け三昧でした。

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