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2009年12月10日 (木曜日)

今年植えた苗木

ファーム武岡では今年沢山の苗木を植えつけました。

長野県から取り寄せた本番の杏が全部で4本。                                   生食用のハーコット。シロップ漬け用の信山丸。ジャムや杏酒用の信州大実。登録されたばかりの新品種で中まで真っ赤に染まる梅を2本。                          糖度の高いイチジク、バナーネ。                                           9月に収穫できる甘柿でトマトみたいに真っ赤になると言われて買った柿の木もあります。糖度の高い、デコポンの新品種も植えたし、他にも何種類かの実の生る果物を植えつけました。収穫は早くても4~5年後からです。果物の木を植えて収穫を待つと言う事は、なんて気の長い話でしょうね。

P1070233 3年生の生食用ハーコットは、夏の間にグングン伸びて私が背伸びしても天辺までは手が届かなくなりました。

このハーコットの苗木は、京都の専門農家から送ってもらった苗です。普通に売っている杏の苗木を植えてから、実が生るまでに最低、5年以上かかるのが、3年生の苗木を植えると、植えてから2~3年で実をつけてくれます。収穫までの時間を短くしたい人は、3年生の苗を探して植えるといいですよね。ちなみにお値段は、送料も普通の値段よりも高くなるので、普通の苗木の8~9倍のお値段になります。でも、時間はお金では買えませんよね。

Tuyuakane_zu1 今年、一番嬉しかった苗木は、登録番号. 第17561号の梅の新品種です。2009年の2月26日に登録されたばかりなので、残念ながら3年生の苗木がありません。気長に実のなるまで待ちましょう~。画像は、試験場で育てている梅の新品種の画像です。収穫後に2に割ってたら、中まで真っ赤で種も小さいんですよ。

Tuyuakane_zu2 この真っ赤な梅の実は、梅干用にするには果肉が荒くて、南高梅よりは劣るそうですが、梅シロップや梅酒を作るとワイン色の香り高い梅酒ができるそうです。3~4年後が本当に楽しみです。でも、自分の花粉では実をつけない品種なので、杏と混植えしなくてはいけないそうです。だから今年は杏の苗木も買っちゃったと言うわけです。

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