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2009年11月15日 (日曜日)

11月の香港家庭料理教室

南国鹿児島も11月半ばになり、急に寒くなってきて、インフルエンザが流行し始めたので、インフルエンザ対策として体の中から暖めて抵抗力を強くする薬膳料理の献立に急遽変更しました。

今月の献立は、シュウマイ・秋刀魚と生姜の薬膳炊き込みご飯・豆腐のトロトロスープ・柿と白キクラゲのシロップ煮の4品でした。

P1070182 豚肉はミンチを使わずに、手切りで粗みじんのミンチを作り、豚肉と同量の海老を混ぜて、市販のシュウマイとは一味違う手作りならではのシュウマイになりました。

P1070181 P1070180P1070177_2 P1070179_2 初めてシュウマイを包んだ人も多くて、シュウマイを包む間は笑い声が絶えなくて、楽しい時間でした。

P1070187 レシピに表記してある分量よりも多めに作るので、残ったものを利用して、各班でオリジナル料理を作ったり、夕食に出して家族に試食してもらったりしています。

ハンバーグにしたり、あんかけにしたり、香港家庭料理教室ならではのもう1品が出来上がりました。

P1070184 P1070185 P1070178 秋刀魚と生姜の薬膳炊き込みご飯も器が変わると、中華と和風とどっちかな?って思いますよね。食べると、中華!です。

P1070191 P1070193 絹ごし豆腐を泡たて器でつぶして、トロトロ感を出すスープです。赤く見えるのは蟹かまぼこと、シューマイの皮を使ったワンタンです。ワンタンの中に入っている海老の赤と、ニラの緑、豆腐と卵白の白で彩が綺麗です。しいてあげるなら、ニラの緑が鮮やかなうちに画像を撮ればよかった・・・。

P1070189P1070190 デザートは、柿と白キクラゲのシロップ煮です。

硬い柿が好きとか、柔らかい柿が好きとか、色々ありますが、柿を煮て食べる人は少ないのでは?

シロップ煮は、グラニュー糖・レモン汁・クコの実・桂花陳酒が入っています。本来は煮込んだ後、1晩かけてシロップが柿にしみ込むのを待つのですが、お料理教室では時間の関係で出来立てを頂いています。桂花陳酒は中国のワインです。白ワインと赤ワインがあり、金木犀の花を漬け込んで香をつけたお酒なので、そのまま食前酒にしても美味しいのですが、デザートにしてもいい香がします。

柿の代わりに梨を使うと、喉の調子が悪い人によく効く、漢方デザートになります。風邪の引き始めの人は生姜汁を大さじ1杯くらい入れると、風邪予防によく効きます。

12月の香港家庭料理教室の献立は、急なお客様がいらっしゃった時に慌てずにすむ、簡単に出来てチョットお洒落な献立を準備しています。

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