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2012年11月10日 (土)

樫炭

我が家には明治時代の大火鉢があり、今でも寒くなると炭を熾してお湯を沸かしたり、夕方になると炭で黒じょかの焼酎を温めたり、お餅を焼いたりと大活躍しています。

炭は樫炭を使っています。いつも家から一番近い炭焼きのおじさんから買っています。

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炭焼きのおじちゃんは去年大きな病気をしたので、もう炭は焼かないそうです。このおじちゃんは、私のリクエストで画像の左端に見えている枝ばかりで作った炭を特別に選んで袋詰めしてくれていたんだけど・・・、もう炭は焼かないって言うので、ストックしている炭がなくなったらどうしよう・・・って心配していたけど、久しぶりに炭焼き小屋の前を通ったら、道路まではみ出しそうなくらいの樫の切り株が準備してあり、おじちゃんは私の声が聞こえないくらいに薪割り機のモーター音がしていました。

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思わず車を止めて、「炭焼きをするの?」って聞いたら、「もう焼かない」って・・・「どうして木を切っているの?」って聞いたら、「何かしていないと、遊んではいられない」って、こんなに沢山の木をどうするんだろう・・・?

「タッボンにでもしようか?」ですって、タッボンは鹿児島弁で薪の事です。

今ある炭が売れたら店じまいするそうです。

過去のファーム武岡物語のブログ記事は、こちらからどうぞ~!

http://mutsumi4u.synapse-blog.jp/ikeda/

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