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2012年10月16日 (火)

オカマ記念日

今年の7月22日に、母方の田舎にお墓参りをした時のことです、親戚の家の駐車場に子猫が2匹いました。

親戚に聞いたところ「野良猫だから2匹とも連れて帰っていいよ」と言われ、「家にも猫がいるので2匹は無理だけど、1匹なら連れて帰ろうか?」と母が言い出し、結局1匹だけ拾って帰ることになりました。

ノラ猫にしては、人に馴れているふうだったし、何よりも顔つきや毛並みが綺麗だったので、猫好きの母にはたまらなかったのでしょうね。

連れて帰ったその日に、私のお腹の上にのって私を見ています。全然物怖じしていません。まるで飼い猫のようですよね。

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ところが、この子猫が大変だったんです。

我家に来た次の日に、動物病院に行きワクチンの予防接種をしようとしましたが、下痢がひどくてワクチン接種ができなくて、とりあえず下痢止めとノミやその他の予防をして、「とりあえず2~3日様子を見ましょう」と言う事で家に連れ帰りました。

我家の猫トイレはスノコ式のシステムトイレなのですが、下痢がひどくてスノコが目詰まりして使い物になりません。

仕方なく、固まる砂に取り替えて様子をみたけど、結局のところ回虫検査をしても卵は見つからず、1ヶ月以上下痢が続いて(子猫は物凄く元気でしたし、脱水症状もまったくありませんでした)、ワクチンの接種が完了するまで2ヶ月もかかっちゃいました。

そうこうする内に虚勢をしなくてはいけない月齢になりました。

病院に1泊してのオカマ記念日になりました。


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怖いもの知らずで、玄関の戸を自分で開けて外に遊びに行って、自分で玄関の戸を開けて家の中に入ってくるような、元気一杯の子が今日だけはなんだか自信なさげな目をしています。

今夜は何かご馳走してあげようかな?と言いつつ、Drから「エサはカリカリ以外与えないで下さい」と言われているので、お腹壊すといけないので、ヤッパリご馳走は出来ません。

人間の勝手で去勢されて、今日はオカマ記念日になりましたが、虚勢をしていない猫は、家のような周りが野良猫だらけの社会では、縄張り争いやメス猫をめぐっての争奪戦で大怪我をしてしまうし、野良猫を増やさないためにも仕方のないことですね。

我家の猫はバイリンガルで、広東語と日本語で名前を呼ばれても、どちらの名前でも寄って来ますよ。ちなみに広東語の名前は大げさですが「龍哥」と呼んでいます。

過去のファーム武岡物語のブログ記事は、こちらからどうぞ~!

http://mutsumi4u.synapse-blog.jp/ikeda/

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