紅ボンタンを使って
冬の保存食作りの中で、漬物は母に任せて、私はジャム仕事やグラッセ仕事に大忙しです。
樹上で完熟した柑橘類が落下して、あたり一面いい匂いがしています。
今日の仕事は紅ボンタンの皮を使ったピール作りです。
紅ボンタンの紅の濃さは皮をむかないとわかりません。
他の紅ボンタンを2つ割りにしてみました。こんな色の果肉です。
文旦類は皮が分厚いのでピールを作るのは簡単にできます。
先日、紅甘夏のピール作りで紹介したように、茹でこぼしで苦み抜きをするのですが、ボンタンの皮は意外に苦みが抜けやすいので、苦みを残したピールにするなら茹でこぼしをするときに気を付けてくださいね。
今回は、お砂糖を加えて煮詰めたあとにオーブンで軽く乾燥させて、セミドライに仕上げました。お砂糖はまぶさずに仕上げました。
同じ木に生っていた紅ボンタンなのに、紅の綺麗なピールもあるし、紅の付いていない黄色のピールもありますが、これは好き好きですね。
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