香港家庭料理教室の献立
今月から始まった、「第11期・香港家庭料理教室」の今月の献立は、秋刀魚の薬膳炊き込みご飯と、白切鶏の桜海老入りジンジャーソースと、簡単美味しい!トマトの中華コラーゲンスープと、マンゴープリンと、桜海老入りジンジャーソースをかけた中華冷奴でした。
秋刀魚の中華炊き込みご飯は、薬膳食材として入れたのは、薏苡仁(ヨクイニン)、クコの実、松の実、新生姜、深ネギなどをお米と一緒に炊き込みました。
薏苡仁(ヨクイニン)はお肌の健康状態をいい方向に持って行ってくれますよ。
白切鶏は鶏もも肉の厚みをそろえてタコ糸で形をととのえ茹でた後、そのまま茹で汁の中で冷ました後、お皿に盛りつけて桜海老の入ったジンジャーソースをかけて頂きます。このジンジャーソースはそのまま白いご飯のお供にピッタリです。時間に余裕があるのなら、前日作って冷蔵庫で冷やすとスープに溶け出したコラーゲンが固まってジュレ状になるので見た目も食べるときの食感も良くなるのですが、お料理教室の時間ではそこまで時間の余裕がないので残念です。
簡単なのに超美味しい!トマトの中華コラーゲンスープは、鶏のコラーゲンがたっぷり含まれている手羽先を使ってスープの出汁をとります。
中華料理店で食べる卵の入ったスープは、卵がとろとろフワフワなのに、お家で作る卵スープの卵は何故だか?トロトロじゃないんですよね。
溶き卵を入れるときのタイミングやコツは、一緒に作りながら説明しなくちゃ文章で読んだだけではコツやタイミングが分かりにくいんですよね。
今回のマンゴープリンは、基本のマンゴープリンを作りました。香港家庭料理教室の持ち時間では、ゼラチンを使ってゼリーを固めるには時間が足りないのでアガー(海藻由来の凝固剤)を使ってゼリー類を作っていますが、アガーの良いところは、40度の常温で固まるので香港家庭料理教室の時間以内に簡単に固まるし、ゼラチンを使って作ったゼリーと違い、お土産にするときなどに保冷剤がなくても溶け出さないので、使い慣れると硬さの調節をするとトロトロやプリプリやカチカチを使い分けることができるので、私はゼラチンよりもアガーをよく使っています。
新生姜を沢山使って、桜海老入りジンジャーソースを作ったので、おまけでもう1品、冷奴の桜海老入りジンジャーソースがけを作りました。
作りましたって言っても、絹ごし豆腐を切って桜海老入りジンジャーソースをかけただけですが・・・。
これから段々寒くなって、季節の変わり目は風邪をひきやすくなるので、ネギ・生姜・ニンニクなどの体を温めて代謝がよくなる食品を積極的に取りたいものですよね。
香港のお母さんたちは、「病気になってからじゃ遅いので、普段の食事で病気になりにくい体を作らなくちゃね!」ってよく言っています。
香港の家庭料理に興味のある方は、かごしま香港クラブのホームページをご覧ください。http://www.kagoshima-hkclub.com/
過去の香港家庭料理教室の様子は、こちらからご覧いただけます。
http://mutsumi4u.synapse-blog.jp/ikeda/cat702273/
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